インディカーは、ファイアストンとの公式タイヤサプライヤー契約を延長したことを発表した。契約は複数年としている。ファイアストンは、1911年の第1回インディ500の覇者レイ・ハルーンがドライブしたマーモンのマシンに装着。昨年のアレキサンダー・ロッシの勝利はファイアストンにとってインディ500での67勝目だった。
ファイストンは、1995年からインディカーへの供給を再開。2000年からは単独サプライヤーとなっている。インディカーの競技委員長を務めるジェイ・フライは「ファイアストンはインディカーの組織の一部であり、ベライゾン・インディカー・シリーズで、パフォーマンス、革新性、安全性を進化させることへのコミットメントは注目すべきものだ」とコメント。「ファイアストンブランドは、100年以上に我々のスポーツの一部であり、レーストラック内外でインディカーの成長に欠かせないパートナーであり続けている」ブリヂストン・アメリカのモータースポーツディレクターを務めるリサ・ボッグスは、「1世紀以上にわたり、ファイアストンブランドは、タイヤの信頼性を示す理想的なステージとしてレースを活用してきた」とコメント。「このパートナーシップは、ベライゾン・インディカー・シリーズが供給するユニークで多面的なプラットフォームを通じ、ファンとの交流を可能にするもので、我々のマーケティングの取り組みには欠かせないものだ。我々は長い時間をかけて有効性が証明されてきたレーシングレガシーで構築していくことを楽しみにしている」インディカーとチームとの話し合いの後、今シーズンはプラクティスでの走行量を増やすためオーバルでのタイヤ配分を増加。またロード/ストリートコースでは金曜日のプラクティス走行で、レッドタイヤが1セット追加することとなった。2017年のインディカーは、3月12日(日)にセント・ピーターズバーグで開幕する。インディカー 2017年 開催スケジュール