メイヤー・シャンク・レーシング(MSR)は、太田格之進が10月1日(水)にミッド・オハイオ・スポーツカー・コースで行われるNTTインディカー・シリーズ公式テストに参加すると発表した。太田格之進は、アキュラMSRのIMSA耐久レースドライバーの一人でもある。26歳の太田格之進は、日本のトップ・フォーミュラカテゴリーで確固たる評価を築いてきた。現在は非常に競争の激しいスーパーフォーミュラ選手権に参戦しており、今季は4度の表彰台を獲得、そのうち3勝を挙げており、選手権争いの上位に位置している。
スーパーフォーミュラでの活動に加えて、太田格之進はアキュラMSRの93号車アキュラARX-06を駆り、IMSA耐久選手権の5戦中3戦(デイトナ、ワトキンスグレン、インディアナポリス・ロードコース)に出走している。今回のミッド・オハイオでのテストは太田格之進にとって初めてのインディカー走行となり、チームがIMSAとインディカー両プログラム間でクロスオーバーの機会を提供するという継続的な取り組みを強調するものとなる。「我々はカクにこの機会を与えられることに興奮している」と、マイヤー・シャンク・レーシングの共同オーナーであるマイク・シャンクは語った。「ドライバーが学び、スキルを広げるチャンスを与えるのが大好きなんだ。我々がこうした2つのハイレベルなレースシリーズに参加しているからこそ、それが可能になっているのはとても幸運だと思う」アキュラMSRでのIMSA3戦において、太田格之進とチームメイトは3度のトップ10フィニッシュを達成しており、その中にはインディアナポリス・モータースピードウェイで開催された直近のTirerack.comバトル・オン・ザ・ブリックスでの5位が含まれる。「インディカーをドライブできることに本当にワクワクしていますし、この機会を与えてくださったマイクにとても感謝しています。異なる種類のホンダやアキュラのマシンを体験できるのは本当に貴重なことですし、今自分が乗っているマシンとどう違うのか、比べるのが待ちきれません」と太田格之進は語った。