アンドレッティ・オートスポーツは、2018年のインディカー・シリーズで佐藤琢磨に代わり、ザック・ビーチがチームの26号車を走らせることを発表した。ザック・ビーチ(22歳)は、今年4月の第3戦アラバマで負傷したJ.R.ヒリデブランドの代役としてエド・カーペンター・レーシングからインディカーデビューを果たして19位でフィニッシュ。インディ500ではA.J.フォイトから参戦し、26位でレースを終えている。
2018年、ザック・ビーチは、アンドレッティ・オートスポーツでライアン・ハンターレイ、マルコ・アンドレッティ、アレキサンダー・ロッシというチームメイトとともにインディカーにフル参戦を果たす。ザック・ビーチは「2010年のセントピーターズバーグでマイケル・アンドレッティの隣に座って、彼のチームでUSF2000に参戦することを発表したときからこの日のことを考えていた」とコメント。「彼らとベライゾン・インディカー・シリーズで走るという夢が叶った」アンドレッティ・オートスポーツのCEOを務めるマイケル・アンドレッティは「我々はザックが最高レベルで実力を示す機会を与えられたことに興奮している。彼は我々のオール・アメリカンのラインナップを完了させることになるし、彼をホームに迎えるのを楽しみにしている」とコメント。「ザックは、USF2000で我々とともにインディカーのキャリアをスタートさせ、マツダ・ロード・トゥ・インディの全てのステップでアンドレッティと走ってきた。彼は常に私に感銘を与えてきたドライバーだ」「ザックは懸命に働き、クルアに乗るたび何らかのことを手に入れている。彼は絶えず改善している。彼は努力を重ね、あらゆるレベルで成功を納め、今、彼の夢は元の位置に戻った」今年、アンドレッティ・オートスポーツに移籍し、26号車を走らせて日本人初となるインディ500優勝という実績を残した佐藤琢磨だが、わずか1年でチームを離れることになった。2018年、佐藤琢磨は2台体制となるレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングに移籍するとみられている。
全文を読む