レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RAHAL LETTERMAN LANIGAN Racing)は、3度のCARTシリーズチャンピオンに輝くボビー・レイホールが率いるチームで、米国人気トークショーの司会者デビッド・レターマン、ニューマン・ハース・レーシングの元共同オーナーのマイク・ラニガンが共同オーナーを務めるチーム。2012年IZODインディカー・シリーズのドライバーに佐藤琢磨を起用する。
1992年の設立以来、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングはCARTシリーズやチャンプカー・シリーズでチャンピオンを含む数々の栄冠を勝ち取ってきたが、2008年以降はインディカー・シリーズへのスポット参戦に活動を絞り込んでいた。しかし、2012年にシャシーとエンジンが一新されることを機に、ホンダ・エンジンを搭載してインディカー・シリーズにフル参戦することを決定し、インディアナポリスにインディカー専用のファクトリーを新設。同時に、スピード・実績・経験をバランス良く兼ね備え、チームを勝利に導いてくれるドライバーを探してきましたが、この度、これらの期待に全て応える資質を持つドライバーとして、佐藤琢磨の起用が決定した。現在、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングは2012年最初のプレシーズンテストに向けた準備を進めており、3月にセブリングで開催されるインディカー・シリーズのオープンテストに参加する予定。2台目のマシンも完成間近で、こちらもプレシーズンテストの参加を目指している。スポンサーやドライバーに関する正式な発表は間もなく実施される予定。RAHAL LETTERMAN LANIGAN Racing1992年よりインディカー・シリーズにフル参戦。2008年には、ライアン・ハンター・レイが7位でシリーズを終了し、同チームのドライバーは11年連続でトップ10を上回る成績を収めるという快挙を達成した。2008年からはスポット参戦となっていたが、2012年シーズンからフル参戦を再開する。同チームは1992年のインディカー・チャンピオンシップに輝いただけでなく、2004年にはインディ500でも優勝するなど、数々の栄冠を勝ち取ってきた。関連:佐藤琢磨、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングに移籍 - 2012年2月3日
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