マツダチーム・ヨーストは、2018年のIMSAウェザーテックスポーツカー選手権を戦う2018年仕様のマツダRT24-Pのトニントンでテストした。マツダは今年7月、ヨースト・レーシングと提携して「マツダチーム・ヨースト」を設立。2018年シーズンからの本格スタートに集中するため、それ以降のIMSAレース3戦をスキップしている。
今年9月にはドイツのホッケンハイムでチームとして初めてマツダRT24-Pを走らせたが、その時のマシンは旧型マシンに新しいパーツを装着したものだった。今回、ドニントンでマツダチーム・ヨーストが走らせたマシンは、フルアップデート仕様の新型RT24-Pとなる。マツダの情報源によると、今回の走行は“全てが接続されていることを確認し、いくつか新しいパーツやエレメントを確認するため”に行われたという。マツダチーム・ヨーストのドライバーはまだ発表されていないが、今年ドライバーを務めたジョナサン・ボマリートがテストを担当した。「今回は完全な新車での初走行だった」とジョナサン・ボマリートはコメント。「タブは旧型車と同じだけど、リアエンドはすべてが新しい。もう少し車重を減らす必要があるけど、剛性に優れたシャシーだし、走っていてもいい感じだ」マツダチーム・ヨーストは、来年1月末のデイトナ24時間レースでデビューする。