F1ハンガリーGP初日のフリー走行で、ハンガロリンクの路面コンディションが大きな話題となった。再舗装された区間でアスファルトの表面が傷み、各所でグリップ不足や路面の剥離が発生。ドライバーから不満の声が相次ぎ、FIA(国際自動車連盟)は金曜日夜に緊急補修を実施した。6月のF1モナコGPでは、最終コーナーで路面が剥離したことを受けて終盤に赤旗中断となった経緯があり、FIAは同様の事態を避けるため迅速に対応。
ハンガリーGP残りのセッションでは、安全かつ安定した路面コンディションの維持が焦点となる。ラッセル「再舗装した区間の出来が良くない」金曜日のフリー走行では、多くのドライバーがブレーキングでロックアップやコースオフ、スライドを喫した。特にターン1、ターン12、ターン13では再舗装区間の影響が顕著だった。メルセデスのジョージ・ラッセルは、路面状態を厳しく評価した。「少し残念だ。ブダペストはドライブしていて一番楽しいサーキットのひとつだけど、コースの3分の1を再舗装した結果、残念ながら出来があまり良くない」「すごくバンピーだし、ターン1で多くのドライバーがロックアップしていた。最終コーナーでは路面が傷んでいる」「みんなコーナー中央を通るように走っていて、本来のクリッピングポイントを使えていない。それは少し奇妙な状況だ」ピアストリもグリップ不足を指摘マクラーレンのオスカー・ピアストリも、新たに舗装された区間のグリップ不足を問題視した。「新しく舗装された区間はグリップがあまり高くない。完全に崩れているわけではないけど、表面がかなり摩耗している」「今は本当に難しいサーキットになっている。僕自身はFP1を走れなかったこともあって、なおさら厳しい一日だった」FP2ではアルピーヌのフランコ・コラピントがターン12でコントロールを失いクラッシュ。再舗装区間で発生したアクシデントとして注目を集めた。FIAが夜間に緊急補修 モナコの再発回避へこの問題は金曜日夜のドライバーズブリーフィングでも議題となった。その後、F1レースディレクターのルイ・マルケスをはじめとするFIA関係者がコースを詳細に点検し、ターン1を含む複数箇所で夜間補修を実施した。FIAは声明で次のように説明している。「コースを点検し、夜間に補修作業を実施した」「対応した箇所は2か所で、ひとつは通常の走行ライン上、もうひとつはオーバーテイク時に使用されるラインの右側だ」6月のモナコGPでは、最終コーナーで路面が剥離し、2件のクラッシュが発生したことで決勝終盤が赤旗中断となった。FIAは今回の補修によって同様の混乱を未然に防ぎ、ハンガリーGPを問題なく開催できることを期待している。
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