マクラーレンのオスカー・ピアストリがF1ベルギーGP土曜最初のセッションで最速タイムを記録し、チームメイトのランド・ノリスとの接戦を初めて制した。これでマクラーレンは週末のフリー走行全セッションをトップで締めくくる形となった。トップ3にはフェラーリのシャルル・ルクレールが加わったが、上位2台とのギャップはおよそ0.4秒。一方、レッドブルはフェルスタッペンがミスで順位を落とし、角田裕毅も19番手と後方に沈んだ。混戦模様の中団ではザウバー勢がそろってトップ10入りを果たし、力強さを見せた。以下、時系列でプレイ...
■ 静かな滑り出し、マクラーレンとアストンがハードで周回セッション序盤は各チームがハードやミディアムタイヤで走行を開始。マクラーレンとアストンマーティンはレースを見据えたスクラブ走行に集中した。■ コラピントが最初のアタック、1分18秒で基準タイムフランコ・コラピントがC5タイヤで最初の本格的なアタックを敢行し、1分18秒006を記録。他車が様子見するなかで先陣を切った。■ 角田裕毅がミディアムで暫定トップ、好調維持か角田裕毅がミディアムタイヤで登場し、1分17秒台の好タイムをマーク。一時的にトップに立ち、金曜の好調を継続するかに見えた。■ フェルスタッペンが1分16秒5で首位に立つも安定感に欠けるレッドブルはソフトタイヤでのアタックを実施。フェルスタッペンは好タイムを記録して一時首位に立つが、後半はミスも見られタイム更新には至らなかった。■ ピアストリが1分16秒240でトップ、ノリスは伸びずオスカー・ピアストリがきっちりとラップをまとめて再びトップに浮上。一方、ランド・ノリスはトラフィックやミスにより5番手どまり。■ 各車が続々とタイム更新、三つ巴の接戦にルクレール、フェルスタッペン、ピアストリが0.1秒以内にひしめく大接戦。ザウバーのボルトレトも好走を見せ、上位に割って入った。■ ピアストリが完璧なアタック、全セクター最速で1分14秒台2セット目のソフトタイヤで臨んだピアストリがすべてのセクターで最速タイムを記録し、1分14秒916の圧巻のラップで首位固め。■ ノリスが僅差で2番手、マクラーレンが1-2確保ノリスも続いてアタックを成功させ、0.032秒差で2番手に浮上。マクラーレンの1-2体制が確定した。■ フェルスタッペンはミスで後退、アントネッリが急浮上フェルスタッペンは飛び出しでタイムをロスし、上位に残れず。代わってアントネッリがメルセデス最上位となる5番手にジャンプアップ。■ ハジャーがスピン、フラットスポットで最下位にターン13でアイザック・ハジャーがスピン。タイヤに大きなダメージを負い、満足なアタックができないまま20番手に終わった。■ セッション終了、マクラーレンが全セッション制覇ピアストリがトップタイムを守り切り、マクラーレンが金曜からの全セッションをリード。決勝に向けて最有力候補として存在感を示した。
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