ピレリは、2021年 F1世界選手権 第11戦 F1ハンガリーGPの決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数を発表した。ピレリは、ハンガロリンクに昨年のと同じC2(ハード)、C3(ミディアム)、C4(ソフト)とレンジの中央の硬さのコンパウンドをノミネートしている
ピレリによると、F1ハンガリーGPの最速の戦略はソフト-ハード-ミディアムと繋ぐ2ストップ。この場合でのソフトのウインドウは17周から23周となる。2番目に速い戦略はミディアム-ハードと繋ぐ1ストップで、この場合のミディアムのウインドウは30~35周となる。決勝ではフロントローのメルセデスの2台のみがミディアム、2列目のレッドブル・ホンダ勢を含めたそれ以外のトップ10進出ドライバーはソフトでレースをスタートする。マリオ・イゾラ (ピレリF1およびカーレーシング責任者)「今日の予選での路面温度は昨日よりわずかながら涼しかった。その結果、ソフトタイヤは1周で1秒近くという大きなスピードアドバンテージを維持したが、オーバーヒートを避けるためにフライングラップを慎重に準備することが重要だった。ミディアムタイヤでスタートするドライバーの方が柔軟性が高く、メリットがあるが、理論的に2ストッパーの方が1ストッパーよりもわずかに速いため、ソフトでスタートするドライバーは、さまざまなことを行う可能性がある。幅広い戦術オプションが実行可能だ。メルセデスとレッドブルは非常に異なるアプローチを採用しているため、グリッドの1列目と2列目からその戦いがどのように発展するかを見るのは魅力的だ」
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