ニコ・ヒュルケンベルグは、マクラーレンからのインディカー参戦のオファーに断りを入れた。マクラーレンは、2020年から『アロー・マクラーレン・レーシングSP』とフル参戦。ドライバーはまだ決定しておらず、マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、F1シート獲得の見込みが薄れているニコ・ヒュルケンベルグにオファーしたが、交渉は失敗に終わったことをシンガポールで明らかにしていた。
ニコ・ヒュルケンベルグは「僕はオーバールでレースをしている人たちを心からリスペクトしているけど、僕のやりたいことではない」と語った。ニコ・ヒュルケンベルグは、フォーミュラEについても“まったく刺激を感じない”として転向を否定している。「僕の体にはF1の血が流れている」とニコ・ヒュルケンベルグは語った。すでにハースF1チームのシートを獲得できなかったニコ・ヒュルケンベルグにとって、現実的なチャンスはアルファロメオ・レーシングとウィリアムズのみとなっている。だが、アントニオ・ジョビナッツィの父親は、パドックの人々に息子がすでに2020年の契約を締結していると伝えていると報じられている。「父親は信じないほうがいいよ」とニコ・ヒュルベルグは笑う。「彼らは一日中ここに座って、話したり飲んだりしながら、いろんな話をしているからね」「僕は冷静だ。何が起こるか見てみよう。F1にとどまる現実的な可能性はまだある。具体的なことを話すのは難しい。想像できると思うけど、それは個人的な詳細だからだ。でも、誰もが獲得得能な場所を知っている」「今はまだF1に完全に集中している」
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