ルノーのニコ・ヒュルケンベルグは、F1アブダビGPの決勝レースをリタイアで終えた。1周目にロマン・グロージャン(ハース)と順位を争っていたニコ・ヒュルケンベルグは、ターン9でグロージャンの左フロントタイヤに右リアタイヤが乗り上げる形で横転。マシンは逆さまの状態でバリアでストップ。幸いにもヒュルケンベルグに怪我はなかった。
「週末ずっとチームと一緒に懸命に頑張ってきたのに、今日あんなに早くレースから外れてしまって悔しいよ」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。「クルマがひっくり返って劇的に映ったかもしれないけど、幸いなことにクラッシュのインパクトは高くはなかった。レーシングインシデントだった。グロージャンのことは見えていなかった。彼はコースを外れていると思って、エイペックスに進入したけど、タイア同士が接触して、逆さまにひっくり返ってしまった」今シーズン、ニコ・ヒュルケンベルグは11回の入賞を果たして69ポイントを獲得し、ベスト・オブ・ザ・レストとなるランキング7位でシーズンを終えた。「僕たちにとっては多くのポイントを獲得して全体的にポジティブなシーズンだった。今日、チームはコンストラクターズ選手権で4位を獲得したし、僕はドライバーズ選手権で7位に入った。記録としては僕のキャリアでベストシーズンだった」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。今シーズン、僕たちが果たした進歩にとても満足している。カルロスと仕事ができたことも素晴らしかった。彼は素晴らしいチームメイトだった。シーズンをとても楽しむことができたし、来年はチームに加入するダニエルとさらに良いシーズンになることを楽しいしている。とてもエキサイティングだ」関連:F1アブダビGP 結果:王者ルイス・ハミルトンが今季11勝目で有終の美