ヒスパニア・レーシングとトヨタ・モータースポーツが、2011年のマシン契約に正式に合意に達したと Auto Bild が報じている。報道によると、テレフォニカの元会長フアン・ヴィラロンガの財政支援を確保したヒスパニア・レーシングは、ケルンに本部を置くトヨタと契約を結んだという。契約の詳細は明らかになっていないが、昨年設計されていたもののトヨタがF1から撤退したためレースに出走しなかったTF110の設計使用が関わっているとみられている。
TF110は、潜在的なライバルに追いつくためにこの数ヶ月間でさらに開発が進められたとみられている。トヨタのテクニカルディレクターを務めるパスカル・バセロンもヒスパニア・レーシングとの交渉を認めており、次のようにコメントしている。「まだ多くを話すことはできないが、我々はヒスパニアと交渉を続けている。まもなく発表することができると思う」契約の詳細は、アブダビGP後にも発表されるものとみられている。ヒスパニア・レーシングは、すでに2011年にウィリアムズのギアボックスを使用する契約を結んでいる。関連:・ヒスパニア・レーシング、テレフォニカ元会長との契約を発表 - 2010年11月6日・トヨタ TF110は優勝を狙えるポテンシャルがあった - 2010年8月24日
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