ヒスパニア・レーシング、イタリアのシャシーメーカーであるダラーラとの提携解消を正式発表した。提携解消については、ここ数カ月間にわたり議論されていたが、このたび“友好的な合意”として提携の解消が正式に発表された。ヒスパニア・レーシングは、今後ダラーラが設計したF110シャシーを独自の開発プログラムで開発、改善させていくとしている。
ダラーラは、前身チームであるカンポス・メタ1と契約し、F1マシンを製造。その後、ホセ・ラモン・カラバンテがチームを買収し、ヒスパニア・レーシングが誕生。ダラーラが製造したマシンは、F110として開幕戦バーレーンGPでデビューを飾った。しかし、その後はダラーラによりさらなるシャシー開発がなされることはなかった。ヒスパニア・レーシングは、2011年から独自にシャシーを製造するとしている。