ヒスパニア・レーシングのチーム代表コリン・コレスは、2011年に独自にマシンを製造するつもりであることを明らかにした。ヒスパニア・レーシングのマシンは、チーム創設者のエイドリアン・カンポスによって委託されダラーラによって設計・製造されたが、マシンの評判は悪く、コリン・コレスはダラーラとの契約が終了したことを明らかにしている。
コリン・コレスは、風洞との契約をまもなく発表するとされており、チームは2011年を通してダラーラ製のマシンを開発するとみられている。「次のステップは、独自の開発プログラムを動かし、独自に2011年マシンを設計することだ」とコリン・コレスは sport1.de とコメント。「我々は出来る限りこのマシンを改善させるつもりだ。しかし、最終的には線を引いて、来年オクルマに集中しなければならないだろう」コリン・コレスは、ヒスパニア・レーシングのヴィジョンを以前に所属していたフォース・インディアになぞらえて説明した。「フォース・インディアも5年かかった。我々は3年でそれをしようとしている」コリン・コレスは、自分は未熟なチームを担当するのに相応しい男だと語る。「私が個人的にF1をすることはできないので、他人のために価値を作る。ミッドランド、スパイカーなどでそれを行ってきた。チームは発展したので、常に高いお金で売られた」「それを知っている人は、私がそれをできる唯一の人間であることをわかっている。傲慢ではなく、かなりシンプルなことだ。他に誰も基盤やノウハウを持っていないからね」コリン・コレスは、ザウバーの新しいテクニカルディレクターに就任したジェームス・キーが良い例だと語る。「私は彼を単なるエンジニアからテクニカルディレクターにした。それが戦略だ。我々にはスーパースターを有する余裕はない」
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