HRTは、2012年のF1マシン「F112」をケータハム傘下のケータハム・テクノロジー&イノベーションが製造するとの噂を否定した。 ケータハム・テクノロジー&イノベーションはドイツ・ケルンにあるTMG(トヨタ・モータースポーツGmbH)を買収したと報じられている。先日発表されたFIAの公式エントリーリストでHRTのエンジン供給元は“TBA”となっており、ケータハムが製造したマシンにルノーエンジンを搭載して、HRTに供給すると報じられていた。
しかし、HRTは公式声明を発表してこれを否定。F112がすでに自チームで開発段階にあることを強調した。「最近のメディアで情報を見かけるが、HRT F1チームは、ケータハムF1チームの子会社であるケータハム・テクノロジー&イノベーションがF112のモノコックのデザイン・製造を担当するとの報道を否定しなければならない」「報道とは対照的に、HRT F1チームが来年のF1世界選手権を戦うマシンの開発は、ジャッキー・エッケラートおよびエアロダイナミシストであるステファン・チョセが技術的な指揮をとるデザイナーのチームによってミュンヘンの技術オフィスで行われている」 「タイトな最終期限や2012年の規約変更によって、マシンをテストする前にクラッシュテストとシャシーホモロゲーション処理を完了しなければならないが、チームは2月のプレシーズンテストに新車を準備できると確信している」関連:HRT、2012年からルノーエンジンに変更か - 2011年12月12日
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