ヒスパニア・レーシングがF111をテストできなかったのは、深刻な財政トラブルが原因だったと情報筋が語った。ヒスパニア・レーシングはバルセロナテストでF111を発表したが、税関でパーツが差し押さえられたためテストを断念したと説明していた。だが、ヒスパニア・レーシングの情報筋は、F111のテストができなかったのはチームが深刻な財政問題を抱えているからだと F1today.nl に語った。
彼によると、遅れているのはサスペンションパーツだけでなく、フロントウイングやリアウイングといった基本的なコンポーネントもまだ製造中だとという。「少しでも常識がある人なら、何が起こっているのか理解できるはずだ」「我々エンジニアは、2カ月間給料を支払われていない。すでに5名のエンジニアが辞職した」「ダンパーが税関で差し押さえられたためにテストができなかったというのはもちろんナンセンスだ」「すべてはドイツからトラックで輸送されている」「足りなかったのはサスペンションだけではなかった。足りないパーツの長いリストがあった」このニュースは、バーニー・エクレストンがチームの存続に関わっているというドイツでの噂と一致する。だが、ヒスパニア・レーシングの総務マンフレディ・ラヴェットは、この主張をすべて否定した。
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