ホンダは、2007年と20011年にMotoGPクラスのチャンピオンに輝いたケーシー・ストーナーと2015年のテストライダーに関して協力関係を継続することで合意。合計3度のテストを予定していることを発表した。昨年10月、ケーシー・ストーナーはホンダからの招集に応じて、ツインリンクもてぎで実施されたプライベートテストに参加し、約1年振りに走行。今年最初のテストは、今月29日から31日、オフィシャルテストの会場となるセパン・インターナショナル・サーキットで実施するプライベートテストとなり、3日間中2日間に参加。さらに、2度の...
テストライダーを継続することになったケーシー・ストーナーは、「長い間二輪車を走行していなかったので、昨年10月のテストはとても新鮮な感覚でした。協力関係の継続は、ずっと中本さんと相談していたことで、このタイミングで発表できて良かったです。現在、セパンでのテストに向けた準備を進めています。もてぎと違って高温多湿の中を走ることになるので、しっかりコンディションを整えて臨みます」とテストライダー再就任の感想を語った。HRC取締役副社長の中本修平は「新年の初めてに、ケーシー・ストーナーとの協力継続を発表できることを嬉しく思います。今年もホンダファミリーの一員として彼を迎えられて、本当に良かったです。ケーシーのフィードバックは非常に貴重なものですし、MotoGP™マシン『RC213V』を限界までプッシュできるテストライダーがいることは、HRCにとって本当にありがたいことです」と協力関係の継続を喜んだ。