ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2021年 F1世界選手権 第8戦 F1シュタイアーマルクGPの金曜フリー走行を振り返った。初日は、レッドブル・レーシング・ホンダマックス・フェルスタッペンが両セッションでトップタイムをマーク。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダも、ピエール・ガスリーがFP2に出走できない不運はあったものの、レッドブルのホームGPとなるサーキットで好調さを見せて初日を終えた。
「今日のシュタイアーマルクGP初日は、2つのチームともにそれぞれいいスタートが切れたと思います」と田辺豊治はコメント。「ただ、P1でスクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手のPUのデータに異常が見られ、詳細に状態の確認を行うために、午後のP2に出走できませんでした。ガスリー選手はP1では2番手タイムを記録しており、P2でさらなるファインチューニングを進める予定だっただけに、ガスリー選手およびチームに大変申し訳なく、残念に思っています。チームとともに、明日のP3での挽回を図り、予選・レースに向けて準備を進めていきます」「今日のFP2開始前にも少し雨がぱらつきましたが、明日、明後日も同様に不安定な天候の予報が出ています」「どのような状況にも素早く適応していいパフォーマンスを出せるよう、さまざまな想定をした上で明日以降のセッションに臨みます」【Session Report】 F1シュタイアーマルクGP フリー走行2:フェルスタッペンが初日トップとレッドブルF1好調。ハミルトンはベストタイム抹消4番手
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