ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2021年のF1世界選手権 第3戦 F1ポルトガルGPの決勝レースを振り返った。F1ポルトガルGPの決勝は、レッドブル・レーシング・ホンダのマックス・フェルスタッペンが2位、セルジオ・ペレスが4位でフィニッシュし、チャンピオンシップ争いで重要となる30ポイントを獲得した。
「今日はレッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペン選手が予選結果から1つポジションを上げて2位表彰台、ペレス選手はグリッドポジションを維持して4位を獲得しました。特に、フェルスタッペン選手は、昨日の予選でポールポジションを逃したことも影響しての2位ですので、もちろん勝ちたかったというのが本音ですが、シーズン初戦から確実に表彰台でフィニッシュしてポイントを獲得できていることは、今後のチャンピオンシップ争いを考慮すると大きな意味があったと思っています」と田辺豊治はコメント。「スクーデリア・アルファタウリ・ホンダにとっては過去2戦と比較して難しいレースになりましたが、そんな中でもガスリー選手が粘り強い走りで10位入賞を果たしました。角田選手にとっては厳しいレース週末になりましたが、タイヤに熱が入りにくくスリッピーなコンディションでの予選、レースを経験したことで、今後に向けて多くのことを学んでくれたのではないかと考えています」「来週にはまたすぐにスペインでのレースがやってきます。限られた時間の中ではありますが、十分に準備をして臨みたいと思います」2021年 F1ポルトガルGP 決勝 結果1.ルイス・ハミルトン(メルセデス)2.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)3.バルテリ・ボッタス(メルセデス)4.セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)5.ランド・ノリス(マクラーレン)6.シャルル・ルクレール(フェラーリ)7.エステバン・オコン(アルピーヌ)8.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)9.ダニエル・リカルド(マクラーレン)10.ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)11.カルロス・サインツ(フェラーリ)12.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)13.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)14.ランス・ストロール(アストンマーティン)15.角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)16.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)17.ミック・シューマッハ(ハース)18.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)19.ニキータ・マゼピン(ハース)DNF.キミ・ライコネン(アルファロメオ)
全文を読む