ホンダF1は、今週末のF1スペインGPに向けてアルファタウリのピエール・ガスリーとダニール・クビアトに2基目となるパワーユットを投入した。ホンダF1は、2020年の第6戦となるF1スペインGPの金曜日のフリー走行開始前に両方のアルファタウリに新品エンジンを含めた2基目のパワーユニットコンポーネントを投入した。
ダニール・クビアトに関しては6つ全てを新品の全6つのコンポーネントを一新。ピエール・ガスリーに関してはすでにハンガリーGPで5つのコンポーネントを投入しているため、今回はコントロールエレクトロニクスのみの交換となった。「今日のFP1からスクーデリア・アルファタウリの2台のマシンに2基目のPUを投入します。前ラウンドのレッドブル・レーシングの2基目投入と同様、戦略的な目的で、今後は1基目のPUと併用していきます」とホンダF1は声明で述べた。「なお、ガスリー選手はすでにハンガリーGPで5コンポーネントについて2基目を投入済みのため、今回はCEのみの交換になります」現時点では、すべての変更が2020年の許容範囲内に収まるため、どちらのドライバーもパワーユニット交換に伴うグリッド降格は科せられない。