元F1ドライバーで現在は解説者を務めるカルン・チャンドックは、ホンダのF1エンジンはまだポテンシャルをフルに発揮してはいないと考えている。昨年、レッドブルとのパートナーシップを開始したホンダは、印象的なパフォーマンス改善を果たし、F1エンジンの勢力図でトップを争うまでに競争力を引き上げた。
ホンダは、レッドブルとトロロッソの2チームと仕事をすることから利益を受け、トロロッソを犠牲にすることでレッドブルの信頼性は驚くほど向上した。「レッドブルはホンダによる信頼性問題が発生することはなかったが、彼らには4台のマシンがある。トロロッソは両方のマシンで7基のエンジン交換を行わなければならず、結果として多くのペナルティを受けた。全体像にそれを含めて考えなければならない」とカルン・チャンドックは Auto Bild にコメント。カルン・チャンドックは、ホンダのF1エンジンはまだピークに達しておらず、2020年も改善と開発が続けられると考えている。「まだ彼らはポテンシャルをフルに発揮していないと思っている」とカルン・チャンドックは語った。ホンダは、メルセデスとフェラーリのF1エンジンに匹敵するためにパワアップを目指しており、それを達成することができれば、レッドブルはF1グリッドで最高のエンジンを得ることになる。
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