ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1アメリカGP初日の作業を振り返った。F1アメリカGPのフリー走行では、ホンダF1エンジン勢は、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが3番手、アレクサンダー・アルボンが6番手、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが7番手、ダニール・クビアトが12番手で初日のセッションを終えた。
「今日は朝方に氷点下まで気温が下がり、まるでウインターテストに来ているかのような寒いコンディションでした。したがって、ガレージにいるメンバーにとっては非常にタフな環境下での仕事になりました」と田辺豊治はコメント。「一方で、PU側の観点では気温が高すぎる場合よりも低い場合の方が対応が容易ですので、大きな問題なく対応できています。それ以外の部分でも4台とも順調で、通常の金曜と同様のプログラムを消化しました」「明日に向けては若干外気温が上がる予報ですので、それに向けて冷却面やその他のPUのセッティングについて最適化を進めたいと思います」
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