ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1ロシアGPの決勝レースを振り返った。新品のスペック4を投入したことで全4台がグリッド降格となったF1ロシアGPだが、9番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンが4位、ピットレーンからスタートしたアレクサンダー・アルボンが5位とレッドブル・ホンダがダブル入賞を達成。
一方、トロロッソ・ホンダはダニール・クビアトが12位、ピエール・ガスリーが14位とポイント獲得はならなかった。「グリッドペナルティのため、9番グリッドからスタートしたレッドブル・レーシングのフェルスタッペン選手が4位、昨日のクラッシュの影響でピットレーンスタートのアルボン選手が5位で今日のレースを終えました。2人とも多くのオーバーテイクを見せ、確実にポジションアップを果たしました。特にアルボン選手はフェルスタッペン選手に次ぐ順位でフィニッシュと、力強い走りを見せていました。上位の2チームに追いつくにはパフォーマンスが足りていなかったと感じでいます」「トロロッソ・ホンダの2台については、ガスリー選手はセーフティカーが入る直前のタイミングでピットインするという不運によりポジションを落とし、クビアト選手も最後尾スタートからいい走りを見せましたが、ポイント圏内には届きませんでした」「ホンダとしては、パワーユニットに信頼性の問題が発生した週末でしたので、次戦の日本GPに向かう前に入念に原因の分析を行い、ホームレースに向けて万全な形で臨みたいと思います」関連:F1ロシアGP 結果 | ルイス・ハミルトンが逆転優勝!メルセデスが1-2!
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