ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、F1シンガポールGPのフリー走行3回目でトロロッソ・ホンダのダニール・クビアトの問題は、PUとシャシーのジョイント部からのオイル漏れだったと説明した。ダニール・クビアトは、フリー走行3回目の序盤にマシンから白煙があがってピットに戻り、3周をしただけでタイムを記録できずにセッションを終えていた。
その後、ホンダF1はダニール・クビアトのマシンを調査しつつ、予選にむけてパワーユニットを交換。過去に使用しているユニットのためペナルティは科せられないが、クビアトはQ1敗退を喫して16番手で予選を終えた。予選後、田辺豊治はダニール・クビアトのマシントラブルについて「FP3走行中にPUとシャシーのジョイント部の問題により、オイル漏れが発生しました。予選までの時間を考慮して、PU交換を行うことに決定しました」と説明した。