ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1ドイツGP初日の作業を振り返った。ホンダF1エンジン勢は、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが5番手タイム。ピエール・ガスリーは終盤にクラッシュを喫して15番手タイムでセッションを終了。トロロッソ・ホンダはダニール・クビアトが12番手、アレクサンダー・アルボンが14番手タイムで初日のセッションを終えている。
「今日のドイツグランプリ初日は、ヨーロッパを襲っている猛暑の影響で外気温37℃路面温度50℃という今シーズンで最も厳しいコンディションでのプラクティス走行となりました」と田辺豊治はコメント。「土曜日の予選、日曜のレースに向けては大きく気温が下がる予報が出ていますので、PUとしては高外気温に対処しつつ土日のクーリングなども考慮しながらセッティングを進めました」「両チームとも通常の金曜日プログラムをほぼ消化しましたが、ドライバーコメントからはまだ改善が必要なようですPU側もチームと協力して土曜、日曜に向けてセッティングの最適化作業を進めます」「FP2終盤のガスリー選手のクラッシュについては、金曜日用のPUを使用しており、明日以降の運用に大きな影響を及ぼすことはありません。ダメージ状況についてはこれから確認を行います」関連:F1ドイツGP フリー走行2回目 | シャルル・ルクレールがトップタイム
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