ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1モナコGPの木曜フリー走行を振り返った。ホンダエンジン勢は、レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーが4番手、マックス・フェルスタッペンが6番手。トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンが5番手、ダニール・クビアトが14番手でF1モナコGP初日のセッションを終えた。
「今日は通常の金曜日のセッションと同じく、このサーキットにあわせた最適化を進め、PU(パワーユニット)としては順調な一日になりました」と田辺豊治はコメント。「フェルスタッペン選手がFP2でのトラブルにより走行時間をいくらか失ったことは残念でしたが、それ以外は大きなトラブルなく4台とも無事にセッションを終えることができました。両チームともいいスタートが切れたのではないかと感じています」「明日の金曜はモナコの伝統通り、セッションのない一日になります。分析の時間はたっぷりあるので、土曜の予選に向けて万全の準備を進めます」