ホンダF1は、レッドブル・レーシングとのパートナーシップの最初の5レースで2度の表彰台を獲得したことで、パワーユニットのさらなる開発にモチベーションを高めている。レッドブル・ホンダは、マックス・フェルスタッペンが開幕5戦のすべてでトップ4入りするパフォーマンスを発揮。開幕戦オーストラリアGPと前戦スペインGPでは3位表彰台を獲得し、ドライバーズ選手権でフェラーリ勢を抑えて3位につけている。
ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、レッドブル・レーシングとのパートナーシップがすぐに結果として現れたことにホンダは意欲を高めていると語る。「もちろん、パートナーシップの励みになるスタートです」と田辺豊治は RACER にコメント。「マックスは非常に一貫性のある力強い走りを見せていますし、予選とレースの両方で常に結果を残しています。ドライバー、レッドブル、そして、ホンダのチームワークの賜物です」「我々は彼らと一体となっていますし、ドライバーとチームを信じることができます。それは我々の開発の大きな励みになっています」「実際、我々は常にプッシュし続けています。パフォーマンスと信頼性を高めるアップデートを入手した場合、Sakura側と現場が同意し次第、スケジュールを維持してそれらをトラックにそれらを送るようにしています。それがホンダスタイルですう。スケジュールに基づいてはいますが、パフォーマンスを得るのは簡単なことではないため、懸命にプッシュしなければなりません」ホンダは昨シーズンからトロロッソとパートナーシップを開始しており、同チームのサプライヤーも継続している。トロロッソはここまで6ポイントしか獲得できていないが、田辺豊治は結果を改善するポテンシャルはあると見ている。「プラクティスと予選ではクルマのパフォーマンスとドライバーは優れていました。これまでのところレースではすべてをまとめられていません。もっと高いポジションにいられるはずなので、すべてをまとめられることを願っています」と田辺豊治は語る。とは言え、トロロッソは開幕5戦中4戦でポイントを獲得しており、両チームはここまで競争力を発揮している。田辺豊治は、2チームに競争することは、その挑戦を上回るほどの明確な開発経路をホンダに提供していると語る。「忙しいですけどね」と田辺豊治は語る。「チーム、メカニック、エンジニア間のコミュニケーションについて考える必要があります・・・ですが、昨年と比較して2倍のクルマがあり、4台ははるかに多くのデータを与えてくれます。このデータは我々の開発に役立っていますし、忙しいですが、多くのデータがあることでより正確にパワーユニットを開発することができています」
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