ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1ハンガリーテスト1日目のトロロッソ・ホンダの作業を振り返った。トロロッソ・ホンダは、初日はブレンドン・ハートレーが公式テストを担当。残り90分で雨が降ったことで走行を早くに切り上げることになったが、ハートレーは1日目の最多周回数となる126周を走破した。
「ハンガロリンクでのテスト初日はシャシー側に焦点を当てた作業が主でした」と田辺豊治はコメント。「ですが、我々もパワーユニットで様々な新しいアイテムを試すことができました」「午前中はとてもスムーズに進んでいましたが、午後の残り90分で雨が降ったことで早めに走行を切り上げなければなりませんでした」「ですが、我々は相当量のデータを集めることができましたし、明日も実りある一日を過ごすことを目指してこれから一晩でそれを分析していきます」トロロッソ・ホンダは、通常のテストとは別にピレリの2019年F1タイヤのテストのためにもう1台のマシンを用意。開発ドライバーのショーン・ゲラエルがピレリテストを担当した。ブラインドテストのためゲラエルのマシンはピレリの指示通りにしか変更することはできない。ショーン・ゲラエルは、午前中はトラブルなく走行したが、午後の残り2時間のところでターン11でクラッシュして終了となった。それでもゲラエルは109周を走行し、トロロッソ・ホンダは2台合計で237周を走った。関連:F1ハンガリーテスト 1日目 | ジョビナッツィが非公式コースレコード
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