トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、予選後にホンダのF1パワーユニットを交換したことによってF1ドイツGPの決勝を最後尾からレースをスタートすることが暫定で決定した。ピエール・ガスリーは、F1ドイツGPの予選を17番手で終えており、ダニエル・リカルドのグリッド降格ペナルティで16番グリッドからスタートすることになっていた。
今週末、ピエール・ガスリーは、すでにICE(内燃機関)、ターボチャージャー、MGH-Hが4基、MGU-Kが3基と許容使用数を超えており、コントロールエレクトロニクスとエネルギーストアも2基に達していた。しかし、ホンダは“戦略的”な理由でピエール・ガスリーの“バッテリーに関連するものを除くすべてのパワーユニットコンポーネント”を交換したことを発表。ピエール・ガスリーは最後尾からスタートすることになった。ホッケンハイムは、次戦が開催されるハンガロリンクよりも比較的オーバーテイクが可能なサーキットだと考えられている。それにより、ピエール・ガスリーは、ダニエル・リカルドの後ろの20番グリッドからレースをスタートする。現行レギュレーションでは、15グリッド以上のグリッド降格ペナルティを科せられたドライバーは最後尾からスタートすることになり、複数のドライバーが該当する場合は、ペナルティが発生した順にグリッドの最後に配置される。これより、ブレンドン・ハートレー、ランス・ストロール、ストフェル・バンドーンの3名はさらにもう1つずつグリッドが繰り上がることになった。
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