ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1フランスGPでのトロロッソ・ホンダのレースを振り返った。決勝では14番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーが、スタート直後に同じフランス出身で母国グランプリとなるエステバン・オコン(フォース・インディア)と接触してリタイア。
パワーユニット交換にとって最後尾からスタートしたブレンドン・ハートレーは、いくつかオーバーテイクをみせて14位で完走した。「今回のフランスGPは、全体として難しい週末になりました」と田辺豊治はコメント。「初の母国グランプリとなったガスリー選手がスタート直後にクラッシュに巻き込まれ、レースを終えたことは、我々だけでなくフランスのファンにとっても残念な結果になりました」「パワーユニット交換によるペナルティの影響で最後尾からのスタートとなったハートレー選手は、いくつかのオーバーテイクを見せて順位を上げました。その後も最後まで堅実な走りを続けたものの、ポイント獲得には至りませんでした」「来週にはまたすぐにオーストラリアグランプリがやってきますので、気持ちを切り替えて準備を進めます」関連:F1フランスGP 決勝:ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィンで圧勝