ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、トロロッソ・ホンダのF1アゼルバイジャンGP初日のフリー走行を振り返った。前戦中国GPでは苦戦を強いられたトロロッソ・ホンダ。今回の舞台となるバクー市街地コースは、超ロングストレートがカレンダー中でも一番の最高速を叩き出し、その一方で精密なコントロールを必要とするタイトコーナーも出現。効率よくエネルギーを活用することが重要となる。
トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが9番手/15番手、ブレンドン・ハートレーが12番手/18番手タイムとタイム的には下位に沈んだ。しかし、ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、ホンダとしては予定していたパワーユニットを消化でき、スムーズな一日だったと語る。「今回のアゼルバイジャンGPは、ストリートサーキットで行われています。そのため、今日のセッションは埃っぽい路面から始まり、走行を重ねるたびに徐々にトラックコンディションが改善されていきました」と田辺豊治はコメント。「午前のFP1開始直後に、ガスリー選手のパワーユニットの調整のために少しだけマシンを止めることはありましたが、全体としては予定していたパワーユニットのプログラムをほぼすべて消化でき、スムーズな一日となりました」関連:・F1アゼルバイジャンGP フリー走行2回目:ダニエル・リカルドがトップ・F1アゼルバイジャンGP フリー走行1回目:バルテリ・ボッタスがトップ
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