ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1アゼルバイジャンGPの予選を振り返った。今週末、ホンダは両ドライバーのパワーユニットのコンポーネントを大量に交換。ストフェル・バンドーンは35グリッド降格、フェルナンド・アロンソは40グリッド降格ペナルティを科せられ、マクラーレン・ホンダは最後列からのスタートとなる。
「今日はFP3セッションから順調にプログラムを消化できた1日でしたが、長い直線を持つパワーサーキットであることや、ペナルティーを受けることが事前に決まっていたため、難しい予選になると考えていました」と長谷川祐介はコメント。「ただ、予選ではQ2進出のポテンシャルはあると思っていたので、トラフィックの中での走行となったことが影響し、両方のマシンともにQ1で終わってしまったことは残念でした」「昨日はフェルナンド側のPUを新しいスペックのものにしていたものの、FP2でのギアボックストラブルの影響を確認するために、今日は従来のスペックに戻さなくてはいけませんでした」「新スペックのPUからはパワーの向上について前向きな結果を得られていたので、もしも今日使用することができていたら、予選結果が変わっていたのではと考えています」「決勝ではグリッド後方からのスタートになりますが、我々のドライバーはいつも通りの高いパフォーマンスを見せてくれるでしょう。また、下位カテゴリーであるF2の今日のレースで、多くのセーフティカーが入っていたこともあり、明日の我々にも順位を上げていくチャンスはあると思っています」「ポイント獲得の機会を逃さないよう、引き続き努力を続けていきたいと思います」関連:F1アゼルバイジャンGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション
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