ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、F1スペインGPのフリー走行1回目のフェルナンド・アロンソのエンジントラブルについて説明した。フェルナンド・アロンソは、フリー走行1回目にエンジンの不具合が発生し、ガレージを出たあとの1周目のラップで、マシンを2コーナーで止めざるを得えなかった。
ホンダは原因をまだ調査中だが、長谷川祐介はテレメトリーに警告が出た後、クルマをストップさせるのが遅すぎたと説明した。「油圧が完全に落ちていました。エンジニアはアロンソにエンジンを停止させるよう伝えましたが、遅すぎました」と長谷川祐介は説明。「エンジンの底に大きな穴が開き、オイルが抜けていました」「オイルが漏れた(油圧が低下した)理由はわかりませんが、ブローはそれが原因です」トラブルがあったエンジンは、オーストラリア、中国、そしてバーレーンの予選で使用していたものだった。バーレーンの予選ではQ2でトラブルが発生している。ホンダは、フェルナンド・アロンソのマシンのパワーユニットを交換し、フリー走行2回目にアロンソをコースに送り出したが、新品エンジンの調整に手間取り、パフォーマンスに焦点を置いた走行はできなかった。関連:・【動画】 フェルナンド・アロンソ、エンジントラブルでわずか1周でストップ・ホンダF1 「アロンソのトラブルの根本的な原因はまだ調査中」
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