ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1ロシアGP初日のフリー走行を振り返った。長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)「今日はポジティブとネガティブ、両方が入り混じった一日でした。バーレーンで多発したMGU-Hの問題については、今回のレースまでに対策を施したこともあり、フェルナンドにもストフェルにも発生することはありませんでした」
「しかしながら、FP1の終わりにストフェルのマシンのパワーユニットに異常を検知しました。大きな問題ではなかったものの、FP2で少しでも多くの走行を重ねるために、FP1とFP2の間にPU交換を決断しました。通常は長い時間が必要な作業ですが、チームのメンバーが非常に早く作業を完了させ、ストフェルはFP2をフェルナンドとほぼ同じタイミングで開始することができました。ほとんどタイムロスなしでの作業を完了してくれたチームメンバー全員に感謝をしています。今回のパワーユニット交換により、ストフェルが日曜の決勝をグリッド降格ペナルティとともに開始しなくてはいけないことは残念ですが、それでも彼が明日の予選でも、明後日の決勝でも素晴らしい走りを見せてくれることと思っています。フェルナンドは1日をトラブルなく終えることができましたし、さまざまなタイヤを使ってエアロのテストなども行うことも出来ました。彼のマシンに関しては、明日の予選に向けてよい準備が出来たと思います。二人のドライバーにいいレースをしてもらうためにも、我々は引き続き全力で準備を進めます」関連:・F1ロシアGP フリー走行2回目:セバスチャン・ベッテルがトップタイム・F1ロシアGP フリー走行1回目:キミ・ライコネンがトップタイム
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