ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1中国GP初日のフリー走行を振り返った。長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)「今日はほとんど走ることができず非常に残念ですが、ドライバーの安全が最優先であることは間違いないので、走行しないという判断は正しかったと思います」
「はるばるサーキットまで応援に来てくれたファンの皆さんにとっても残念な一日だったと思いますし、明日は天気が好転することを願っています」「走行については、2台合わせて9周のみだったこともあり、ここ上海でのマシンの状態をまだ把握しきれていません。明日はもっとよいコンディションで走行を重ね、予選のための重要なデータを収集できればと思っています。マシンのセットアップや、タイヤの特性を理解するためにまだまだやらなければいけないことが多いので、明日はチームにとって忙しい一日になることでしょう」「また、上海でのレースが初めてのストフェルにとっては、サーキットを理解するための大事な機会を失ってしまったと思います。ただ、彼のことなのでそんなことは苦にすることなく、今週末を乗りきってくれるものと考えています」関連:・F1中国GP フリー走行2回目:メディカルヘリ問題で走行することなく終了・F1中国GP フリー走行1回目:霧により2度の赤旗中断…最多走行は8周