ザウバーは新しいパワーユニットパートナーに目を向けているが、ホンダは2018年に2つ目のチームに供給する“具体的な計画はない”と語る。2010年以降フェラーリのエンジンを使用してきたザウバーは、来年は2016年仕様のパワーユニットを使用。また2017年は契約の最終年でもある。ザウバーは、他のパワーユニットサプライヤーを評価していると理解されている。
ホンダは、2つ目のチームに供給できるようにミルトンキーンズのキャパシティを拡大しており、ザウバーへの供給が噂されている。英国拠点で行われている作業に関わらず、ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、まだマクラーレン以外の2つ目のチームとの真剣な議論はないと語る。「我々は2018年から複数のチームに供給する準備をしています。しかし、現時点で具体的な計画はありません」と長谷川祐介はコメント。「チームからのアプローチがあれば、我々は真剣にその件を調査し、決定していきます」新しい規約では、理論的に次シーズンの契約がないチームを引き受けることを強制される。ホンダは、しばしばマクラーレン以外にもカスタマーチームを加えたいという意欲を示している。
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