ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、今シーズン、ホンダが成し遂げた進歩には50%しか満足していないと語る。ホンダは、F1マレーシアGPで最終アップグレードを投入。ジェンソン・バトンとフェルナンド・アロンソは、最後のパワーユニットを受け取った。
F1日本GPでは予想外のパフォーマンス不足に苦しんだマクラーレン・ホンダ。長谷川祐介は、シーズンを通してはっきりとした改善があったとしつつも、今年の仕事には十分には満足していないと述べた。「そうですね。2016年の我々の開発は完了しています。ですが、もちろん、トラック毎にパワーユニットの微調整は続けていきます」と長谷川祐介はコメント。「満足度としては50%ですね。我々は多くの進歩を果たしましたが、まだトップレベルのチームのレベルには達していません」「我々が今年やったことは、もちろん、来年の助けになります。ですが、現在、我々は2017年の序盤に完全に集中しています。来年内にどうなっていくかはその後です」長谷川祐介は、ホンダはF1日本GPの後退から出来る限り早く挽回できるように学ぶことに取り組んでいると語る。「鈴鹿には2つのポジティブな点がありました。不十分なパフォーマンスによる現実のチェックと謙虚さです。それは通常よりもチームが深く自分たちと向き合う助けになりますし、次にもっと良いレースをしようというモチベーションをチームに与えています」「鈴鹿よりもオースティンの方が我々に適したトラックだと考えていますが、この時点で予測するのは難しいです」
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