ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1ベルギーGP予選を振り返った。長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)「スパでの予選は、またもやガレージの両側で明暗が分かれてしまう結果となりました。ジェンソンは、Q1で一度トラフィックにつかまった以外は、Q1、2、3といいラップを重ね、目標であったQ3進出と、明日に向けて9番手からのスタートを決めることができて大変うれしく思います」
「また、スパというパワーサーキットでこれが達成できたことは、我々が今回投入したアップデートが予定通り機能したという確信にもつながっています。がんばってくれたさくら、ミルトンキーンズのメンバー全員に感謝したいと思います」「一方、フェルナンドは昨日に引き続き、不運に見舞われた一日となりました。FP3の最終ラップにおいて、ICE(内燃機関)の油圧が下がったため、予選までに調査及びメンテナンスを図りました。一時は圧力が改善されたため、チームがリスクを理解した上でマシンをQ1に送り出しましたが、走行開始直後に再度油圧が下がったため、マシンを停止させました」「原因は調査中ですが、まずはフェルナンドと彼のチームに対して、週末の走行時間が少なくなってしまったことをお詫びします。明日はグリッド降格ペナルティも科せられているので、厳しいレースになりますが、チームとしてベストを尽くします」関連:F1ベルギーGP 予選:ニコ・ロズベルグがポールポジション
全文を読む