ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、ホンダとマクラーレンが2015年末から“驚くべき”前進を果たしたと語る。新生マクラーレン・ホンダの初年度となった昨年は、わずか27ポイントの獲得で、コンストラクターズ選手権を10チーム中9位という厳しいシーズンとなった。しかし、2016年はここまではるかに競争的なシーズンを過ごしており、すでに42ポイントを獲得している。
長谷川祐介は、期待していた結果を実現できていると語る。「ホンダ、そして、チームとして我々が果たした本物の進歩を目にできるのは素晴らしいことです」と長谷川祐介はコメント。「私は、昨年からずっと信頼性、ERS、ICEという3つのことに集中していると言ってきました」「信頼性は非常に良くなりました。我々は冬の間とシーズン前半のそれに対する彼らのハードワークを称賛しなければなりません。我々はシーズン中にERSとICEをアップデートしていますし、それら両方が期待していた働きをしています」「しかし、純粋にレースリザルトという観点では、我々は自分たちのポジションには満足していません。我々のターゲットはコンスタントにQ3に進出し、ポイント圏内にすることです。現時点でレースペースは非常に良くなっていますが、そのゴールを達成するには一貫性に欠けているので、進歩するためにプッシュし続ける必要があります」マクラーレン・ホンダは、ハンガリーでの2台揃ってQ3進出を含めて今シーズンここまで6回のQ3進出を果たしており、夏休み前に4戦中3戦でポイントを獲得している。
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