ホンダは、ホッケンハイムのようなサーキットでのレース距離におけるマクラーレンの実力は“非常に励みになる”と語る。マクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソがパワーユニットのパフォーマンスがそれほど強調されないブダペストで7位でフィニッシュ。1週間後、ジェンソン・バトンはよりパワーが重要視されるホッケンハイムで8位フィニッシュを果たした。
トップ10外からスタートしたジェンソン・バトンは、レース後半にウィリアムズのバルテリ・ボッタスをオーバーテイクして8位に浮上。一方、フェルナンド・アロンソは燃費に苦しみ終盤に10位の座を失った。ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、レースで示したペースはマクラーレン・ホンダが今シーズンに果たしてきた進歩を示していると語った。「非常に励みになりました。特に我々のレースペースは、予選ペースの後に予想していたよりもはるかに良かったです」と長谷川祐介はコメント。「ホッケンハイムのようなパワーサーキットで競争することは、ジェンソンとアロンソの二人にとってタフなレースでした」「彼らはレースを通してウィリアムズとフォース・インディアと戦い、良い仕事をしました。彼らはかなり燃料をセーブすることを強いられましたが、ジェンソンは最後までうまくペースを管理し、最後にタイヤに苦しんでいたウィリアムズに追いつきました」「チーム戦略はうまく機能しましたし、ジェンソンは戦略を守るために根気よく、そして、スムーズな走りをみせてくれました。もちろん、パワーと燃料をさらに改善させることに取り組む必要がありますが、レースペースはまずまずでしたし、結果はチームにとって非常に励みになりました」
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