ホンダは、シーズン中にパワーユニットのアップグレードにトークンを使用する場合は、パフォーマンスを確実に大幅に向上させるために使いたいと考えている。メルセデス、フェラーリ、ルノーは、F1ロシアGPの向けてシーズンで最初となるパワーユニットの開発トークンを使用したが、ホンダはまだ残っている14トークンを使用していない。
ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、開発しているいくつかのアップグレードがあるが、トークンを使用するときは可能な限り効果的に使っていきたいと述べた。「(トークンの使用には)大きなステップを期待しています」と長谷川祐介はコメント。「いくつかのアイテムは非常に有望だと聞いていますが、それを入れてみるまでは正確な利益はわからないので、見てみる必要があります」「ICEとERS。それらが改善のために最も集中しているエリアです。我々にはメルセデスとフェラーリと比較して14トークンあります。ですが、我々はまだ制限されています。戦術的な観点で言えば、小さなステップのためにトークンを使いたくはありません」「我々は小さなステップアップだけのためでなく、もっと効果的にトークンを使用したいです。ですが、どうなるかはわかりませんし、開発の正確な結果を非常に慎重に見ていく必要があります」長谷川祐介は、トークンを費やした新しいパーツを来週末のF1スペインGPに投入するかづかの決定はまだしていないと述べた。「もちろん、我々は開発を続けています。ただし、いつ新しいテクノロジーを投入するか、いつトークンを費やしていくかを決定しなければなりません」「ですが、今のところはまだ決定していません」