ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める新井康久は、不調のまま昨シーズンを終えたホンダがパワーユニット関連の問題を解決できると確信している。再びホンダと提携したマクラーレンは昨シーズン、パワーユニットの信頼性とパフォーマンス不足によりコンストラクターズ選手権を10チーム中9位で終えた。一部分に改善が見られたものの、ホンダのエネルギー回生システム(ERS)はシーズンを通して効率不足が続き、直線でのスピードに影響を及ぼした。
新井康久は「昨年8月、2016年シーズンに向けて問題を徹底的に解決するべく、さくらの研究所でエンジンの研究を開始しましたが、年内に必ず解決策を発見できるとは言えませんでした」 Nikkei Asian Review にコメント。「開発チームのメンバーたちは、2015年用のパワーユニットの改善作業と2016年用のデザインの抜本的な改訂を同時に行っていたため極めて多忙でした」2016年について新井康久は「みなさnの期待に応え、できるだけ早く表彰台にたどり着きたいと思っています」とコメント。「2015年に取り組めなかった技術的な問題を解決して、自信を持って開幕戦に臨むつもりです」
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