元F1ドライバーのアラン・マクニッシュは、マクラーレンとホンダの成功が再びやってくることに懐疑的だ。1990年代初め、アイルトン・セナがリーダーとなってマクラーレン・ホンダが圧倒的強さを誇った時代、アラン・マクニッシュはチームのテストドライバーを務めていた。しかし、アラン・マクニッシュは、その頃と今とでは状況が変わってしまったと語る。
「今のホンダはあの頃のホンダと同じではない」とアラン・マクニッシュは BBC のコラムにつづった。「モータースポーツ全体を見渡しても、ホンダはイギリス・ツーリングカー選手権を除くすべての場所で苦戦している。かつてレーシングスピリットを持っていたホンダと、今の彼らが同じ企業だとはとても思えない」F1イギリスGPの予選で3秒近いギャップがあったことは“一生分”に匹敵するとアラン・マクニッシュは語る。「長く、厳しい道が彼らの前にある」とアラン・マクニッシュは予想。「今の状態を考えると、ホンダは一新したたエンジンで大きな前進をしなければならないだろう。だが、その間にライバルもどんどん進んでいく」「彼らが追いつくところは想像しがたい」同様にルノーの“パワーユニット”に苦んでいるのが、V8時代が終わるまでF1で成功を収めていたのがレッドブルだ。現在のF1を支配しているメルセデスのトト・ヴォルフは、レッドブルがF1撤退をちらつかせる現状には問題があるかもしれないと認めた。「彼らの言葉は真剣に受け止めなければいけない」とトト・ヴォルフは motorline.cc にコメント。「我々はそれを理解し、問題を受け入れている。自分の課題だけを見て、“勝者なのだから、他のことは一切気にしない”とは言えない」
全文を読む