ホンダのF1パワーユニットのレイアウトをF1公式サイトが解説した。マクラーレンとホンダは、プレシーズンテストでトラブルが多発したてめプログラムが中断され、トラックよりもガレージで過ごすことが多かった。しかし、新たなパートナーシップが初期問題を乗り越れば、ホンダのユニークなパワー・ユニットのレイアウトが功を奏するかもしれない。
ホン今年、ホンダがマクラーレンとパートナーシップを締結してF1に復活する前、ホンダがそのパワーユニット『RA615H』をどのようにレイアウトするかについて多くの憶測があった。ホンダは、内燃エンジンの両側にコンプレッサー(青)とターボ(赤)、中間にMGU-H(上部緑色の部品)を配置して大成功したメルセデスのアプローチを見習うと予想されていた。このレイアウトの大きな利点は、ルノーとフェラーリが採用したアプローチ(コンプレッサーとターボを並べ、MGU-Hをエンジンの後ろに設置)とは反対に、パワーユニットの冷却要求を下げ、全体的な効率を改善することだった。しかし、ホンダは、これら3社のマニュファクチャラーとは違うアプローチを採用した。MGU-Hをエンジンの後ろのコンプレッサーとターボの間、そして、MGU-Kをエンジンの前に配置している。このユニークなソリューションがマクラーレンの切り札になるのか、それとも邪魔物になるのかはまだ不明である。
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