F1エンジンメーカーは、2015年シーズンを通してV6ターボパワーユニットを開発する準備を進めているが、2015年から参入するホンダは除外された。最近、2014年のF1エンジン供給元であるメルセデス、ルノー、フェラーリは、2015年の開幕戦オーストラリアGPで“凍結”されるエンジンを提示する必要のなことが明らかになった。
メルセデスのトト・ヴォルフは「全ては規約の解釈次第だ」と La Gazzetta dello Sport に述べた。フェラーリによって発見された規約の抜け穴は、その後、ルノーによって以降の会議で支持された。トト・ヴォルフは「FIAはそのバージョンを提供した。私はまったく問題はないと思っている」と述べた。「確かに2月にエンジンを凍結させることが上位勢にとってはベストだ。だが、我々も開発することができる」 しかし、2015年に新規参入するホンダは、シーズン中に開発することはできない。2014年に実施されたV6ターボ規約では、新しいメーカーは、2月28日にホモロゲートすることが明記されている。その日付は2年目のメーカーには適用されず、メルセデス、フェラーリ、ルノーは2015年シーズンを通して32のパフォーマンス開発“トークン”を展開することができる。Auto Motor und Sport は「(ホンダのような)ニューカマーには初年度にトークンは与えられない」と報道。「2月末に彼らのエンジンがホモロゲートされるまで、彼らは完全に自由に開発できるが、その後は、信頼性、コスト、安全性面のアップグレードだけになるだろう」「マクラーレンのボス、ロン・デニスは、最近のストラテジー・グループのミーティングで、規約が彼の新しいエンジンパートナーを差別しているとの懸念をすでに表明している」