ホンダは、マクラーレンに無料エンジンだけでなく、1億ユーロ(約137億円)の財政支援を行うと Auto Motor und Sport が報じた。マクラーレンは、ボーダフォンに代わるタイトルスポンサーを獲得できず、新車MP4-29はシルバーとブラックのカラーリングで発表。報道では、マクラーレンとロータスが、ソニーの大型スポンサー契約の獲得を争っているとされていた。
しかし、マクラーレンは契約の確保に失敗しても、財政的に安定していると同紙は報道。記事によると、2015年にマクラーレンのエンジンパートナーとしてF1復帰するホンダが、年間1億ユーロをもたらすという。ホンダのパッケージには、無料エンジンと5000万ユーロ(約68億5500万円)、そしてドライバーの給与の50%が含まれているという。同紙は「今シーズン、資金がすでに流れているのは明らかだ」と報じた。ホンダは、マクラーレンとの取り組みの一環として、今シーズン、伊沢拓也をARTからGP2に参戦させる。