2009年のドライバーを発表していないホンダだが、若手ブラジル人ドライバーを起用するのではないかと言われている。ホンダは来年、ブラジルの石油企業ペトロブラスとスポンサー契約を結ぶと見られている。ペトロブラスは、現在ウィリアムズとスポンサー契約をしている。ホンダは、いまだアロンソの決定を待っているが、アロンソがホンダに来なかった場合、ペトロブラスは、ジェンソン・バトンのチームメイトとして若手ブラジル人を推すと思われる。
現在、来期のホンダドライバーとして最も有力視されいるのは、今年のGP2で2位を獲得したブルーノ・セナである。ブラジル人ドライバーであるブルーノ・セナは、シーズン終了後にホンダのテストに参加するとされている。現在のドライバーであるルーベンス・バリチェロも、体重をバトンと同程度まで落とすことをチームに申し入れ、必死に残留を目指している。その場合、バリチェロには8kg以上の減量が必要となる。バリチェロは、2009年の大幅なレギュレーション変更に対し「来年は、経験が必要不可欠となる」とコメントしている。また、ホンダにとってもう一つの選択肢としてネルソン・ピケJr.も名前も浮上している。ピケJr.は、ルノーとの契約で自動更新のオプションを有しておらず、2009年はフリーにある可能性が高いとされている。