ホンダは、F1ベルギーGP予選で、ルーベンス・バリチャロが16番手、ジェンソン・バトンが17番手だった。ルーベンス・バリチェロ (16番手)「これまでと比較し、僕らがタイムシートの最下位に沈んでいたことを思えば、今日の予選でできたことに満足するべきだろう。いいラップだったし、チームが努力してくれたおかげだ。マシンが戦闘力をもっと発揮できていないことが残念だ。」
ジェンソン•バトン (17番手)「予選の最初のラップが、今日、初めての走行だったから、何人かのライバルを負かし、チームメートに迫ることができたのは良かった。僕らにとってはまずまずのセッションで、今週末にマシンが見せたパフォーマンスに相当するポジションだった。路面がきれいな側のグリッドからスタートすることができてよかった。雨が降ればレースは面白くなるだろうが、残念ながら降らないようだ。」スティーブ・クラーク レース兼テスト担当 ヘッド・エンジニア「昨日のパフォーマンスが低かったことから、われわれは昨夜、空力とサスペンションの両方において、いくつかの重要な変更をマシンに施した。金曜は実りが少なく、こういった形でグランプリの週末が始まるのは理想的ではない。今日の午前、ルーベンスにとっては昨夜の変更が役に立ったが、ジェンソンはメカニカルトラブルからサーキット上でマシンを止めてしまった。16位と17位という位置はわれわれが期待していたものではないが、この週末の始まりを考えれば妥当な結果だろう。マシンのバランスは良くなったが、ドライバーがQ2に進めるほど十分なセッティングを見出だすことができなかったんだと思う。グリッドの後方からスタートするので、戦略は自然と慎重なものになる。このサーキットは改修されて以降、セーフティカーが入る可能性はそう高くない。天気予報では明日はドライの状態のようだが、スパにはつねに予期せぬ雨の可能性があるから、もし降ってきた際にそれを活用できるよう準備しておく必要がある。」
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