ヴェンチュリーからフォーミュラEに参戦するニック・ハイドフェルドが、ヘルメットに関するこだわりを語った。「何年もの間にヘルメットのデザインはちょっと変えてきたけど、今はこのデザインに落ち着いている。メインは黒と赤のクロムで、ドイツの国旗からヒントを得ている」とニック・ハイドフェルドは語る。
「お気に入りの一つで特別なヘルメットは、フォーミュラ3にいた時に僕のメカニックがスポンサーしてくれたもの。真っ白なヘルメットだったんだけど、いい物を描いてもらえるようなお金を持っていなくて、それでメカニックのメンバーが一緒に来てデザインを入れてもらうお金を僕のために払ってくれたんだ」「その後のフォーミュラ3000時代は、一貫性のあるデザインの物を使っていた。そして同じ色のヘルメットにちょっと飽きてしまったので、何度か変えて、青や黒をもっと加えたり、グリーンのヘルメットもあった」「自分の周りの物にインスパイアされるのが好きなんだ。例えばクロムは、アメリカで観たフットボールのヘルメットから少し来ている。それは黒ベースに赤のクロムの物で、自分のヘルメットは白黒だったので、デザイナーに微調整できないかお願いしたんだ」「何度かファンに僕のヘルメットのデザインを考えて送ってもらうという事もやったことがある。F1時代に、2度ヘルメット・デザイン・コンテストをやった。僕のウェブサイトにヘルメットをデザインできる特別なツールが以前あって、ものすごい数のデザインを送ってもらった。僕がベストを選んで、実際ホームでのGPで使った。2個作った。1つは自分用。もう1つはデザインした人の賞品としてね」