ロータス・ルノーGPは、ニック・ハイドフェルドと2011年にいつでもロバート・クビサと交代することができる契約を結んでいると Speed Week が報じている。ラリーで重傷を負ったロバート・クビサは、復帰にかなりの時間がかかるとみられており、ロータス・ルノーGPは代役としてニック・ハイドフェルドを起用することに決定した。
しかし、報道によるとロータス・ルノーGPは、今シーズン末までニック・ハイドフェルドを走らせ、2012年からロバート・クビサを復帰させるのではなく、可能であればシーズン途中からでもクビサを走らせるつもりだという。ニック・ハイドフェルドの弁護士でステファン・セイツは、契約上のことは話さないとした上で「F1ではパフォーマンスが重要であり、結局はパフォーマンスによって誰がマシンに乗るかが決まる」と述べている。ロバート・クビサのマネージャーを務めるダニエル・モレリは「特別な方法で、回復にかかる時間を縮め、今季復帰したいと考えている」とのクビサの声明を発表した。「過去にもそうだったように、事故は僕をより一層強くしてくれるだろう」とロバート・クビカは述べた。ロバート・クビサは、先週金曜日に集中治療室からリハビリ病棟に移っている。