ニック・ハイドフェルドが、負傷したロバート・クビサの代役として2011年の開幕戦からロータス・ルノーGPのドライバーを務めることが決定した。ロバート・クビサは、2月上旬に参戦したラリーでのクラッシュで全身を多発骨折する重傷を負い、開幕戦は絶望的となっていた。ニック・ハイドフェルドは、先週のヘレステスト3日目にロータス・ルノーGPのテスト参加。初めてドライブしたR31でその日のトップタイムを記録するなど印象的なパフォーマンスを披露していた。
ニック・ハイドフェルドは、3月13日の開幕戦F1バーレーンGPにヴィタリー・ペトロフとともにロータス・ルノーGPから参戦する。「異なる状況でF1に復帰したかったけど、このチャンスを与えられたことを誇りに思っている」とニック・ハイドフェルドはコメント。「すべてが非常に早く起こったけど、これまで見てきたエンストンの施設や人々の献身的な働きに非常に感動している」「先週のヘレスでのテストは本当に楽しかったし、すでにトラックでみんなに溶け込めている。マシンには良いフィーリングを持っているし、かなり革新的だ。モチベーションはとても高いし、シーズンを始めるのが待ち切れない」今週金曜日からバルセロナのカタロニア・サーキットで4日間のテストがスタートし、ニック・ハイドフェルドは19日(土)と21日(月)にR31でのテストを担当する。関連:ロータス・ルノーGP、ニック・ハイドフェルドの起用を正式発表